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デスク環境 ミニマリスト

【デスク環境】ミニマリスト御用達のe-winスタンディングデスクレビュー。コンセプトは良いけど人を選ぶ。

ミニマリストがよくおすすめしており徐々に定番化しているe-win スタンディングデスクを購入した。
結論、サイズが2種類あるが小さい方はものすごく人を選ぶ商品で、絶賛されるほど良い商品ではない。
モニターや外付けの機器のような、効率を高める製品との相性は良くない。
価格帯とユニークな点も多く、マーケティング的には刺さりやすい商品。

手動と電動

デスクにはテレワークによる運動不足や健康志向の高まりからか最近は立ちながらPC作業や書類作業ができるように昇降できるデスクが増えている。
スタンディングデスクも2つに分かれ、手動調整型と電動昇降型がある。

  • 電動昇降:FlexiSpot
  • 手動調整:e-win スタンディングデスク

電動昇降はその名の通り自動で上げるか手動で上げるかの差で、電動型はよく使う高さを記憶できたりする分、重量がかなりあり高価な商品。
手動型は自分で昇降をしないといけない分安価。
机に数万もかけてられないと言うのが本音で、とりあえず手動型の定番デスクを買ってみた。

ポイント

  • 手動で机の高さを変更できる
  • 超コンパクトな机
  • 価格が安い

サイズ展開

e-winのスタンディングデスクには2つのサイズがある。

  • 58×奥行き40×高さ74.5
  • 91.5×奥行き51×高さ76.5

幅は58cmと91cmでかなり差があり、他のブログでレビューされている記事の大半(というかほぼ全て)は幅58cmモデル。
幅91cmモデルはデスク下にちょっとした物置きスペースがあるが、58cmタイプは物置スペースはない。
商品紹介の画像にもあるように、ノートPCと飲み物を置くくらいでスペースとしてはほとんど使い尽くす。
とは言いつつ、辛うじてマウスとキーボードを置くくらいならなんとかできる。モニターも置くとなると若干厳しいところ。

E-win スタンディングデスクにPCとキーボード、マウスを設置

物を置きまくった状態。一応モニターアームなど駆使すればモニター設置も可能。
はっきり言って幅91cmモデルはレビューも全くなく、これなら

組み立ても折りたたむ作業も簡単

e-winスタンディングデスクは組み立ても割と簡単。若干重量感は感じるが、13.5kgなので机にしてはまだ軽量な方。
組み立ては折りたたみ部分は工具不要。接地部分がキャスター or 固定脚で取り外し式なのでそこを六角レンチで閉める作業が必要なくらい。
折りたたむと11cmになりかなりコンパクトになる。

E-WIN スタンディングデスクを折りたたんだ状態

メリット

小さい

特徴で書いたように小さいのはメリットで、基本的に収まりが良い。
デスクは広めの物を買うと、ついごちゃごちゃ置いてしまいがちな人も多いと思う。そんな状態を強制的に防止できる。

とにかく小さいので、強制的に机の上に物を置かなくするようにできます。

昇降できる

当たり前ながら8段階に昇降ができるので意識すれば立つ習慣を作ることができる。
スタンディングのみのデスクなら沢山あるんだけど、座りながらにも対応できるのがシンプルに大きい。

ちなみに、座りすぎも良くないけど立ちすぎも良くないみたいなのでバランスはきちんと考えよう。

対応身長が幅広い

何度も言っているように、高さが元々高めなのと185cmの僕でもベストな高さまで調節できるので基本的にどんな身長の方にもマッチする。
最初高さがあまり上がらないんじゃないかと不安だったがこの点については心配いらないと思う。

ただし最低の高さが74cmなので、小柄な方には若干高めです。机の高さは事前に調べた方が良いです。
こちらから身長に合わせた高さを計算できます。

キャスターと固定脚を取り替えられる

ここも実は大きなメリットで、キャスターと固定脚がついており、おそらくどちらもゴム製。
なのでフローリングも傷つきにくく、キャスターはON/OFFの切り替えも2箇所できるため非常に使いやすい。
キャスター、固定脚ともに予備も入っているので1個までなら紛失しても安心。

キャスターの回りは基本的に良好です。

昇降デスクでは安価

昇降デスクは基本的に高価で、電動だと3万〜がザラ。
手動の昇降デスクは絶対数が少ない中、1万ちょっとで購入できるこの商品は貴重。

ちなみにこの記事を書いている途中で偶然ヨドバシ秋葉で昇降デスクを見かけた。
2万というこの商品と電動昇降の中間帯の価格で、この商品より昇降は明らかにしやすかった。
もしかしたらヨドバシに売っていたデスクが一番コスパ高いかも。
ただこの商品は昇降デスクの中では間違いなく安価。

デメリット

昇降しづらい

正直致命的なデメリットで、昇降はできるものの、レバーをあげて目標の少し上まで上げてから目標の高さまで下げて調節しないとスムーズにいかない場合が多い。
販売ページでもこれについては触れており、一番上まで上げた後に目標地点まで下げてくれと書いてある。

高さ調節は一度最大まで上げた後、1段ずつ降ろすと簡単に行えます。

引用元:Amazon

と寧ろ一番上まで上げてから調節しろとまで書いてある。
ちなみに一番上まで上げると114.5cmまで上がり、キャスターを付けると120cm程度まで上がる。
120cmまで上げると結構な高さになる。参考に身長185cmの僕でも最大まで上げると胸くらいの位置までくる。
小柄な方や女性にはかなり大変。当然重たいものを乗せると更に昇降しづらくなる。

調節機能が安っぽい

ぱっと見、昇降機能についてはレバーを引いて調節するだけなので安っぽく見える。また潤滑剤が最初塗布されていたので、定期的に滑りのメンテナンスをする必要がありそう。
ただし1年保証がついているみたいで、実際にどこまで保障してくれるかはわからないけどそこは安心。

モニター設置には不向き

幅58cm×奥行き43cmというタイプの都合上、モニターを置くスペースがほぼない。
とは言いつつ僕はモニターアームで無理やりモニターを設置している。ただ設置したところで窮屈な感じが否めない。
基本的にモニターは不向きな製品で、内蔵モニターをメインで使う人向け。

モニターなどの重たいものを置くと、昇降するのに力が必要になります。

作りが若干甘い

届いて思ったんだけど、昇降部分のレバーが曲がっていたりとやや作りが雑に見える。
Amazonのレビューにはこの商品に関わらず作りに関してのレビューをよく見るから少し気になった。実用上は現状問題なく使えている。

合う合わないがあると思う

コンセプトとしては正直完璧な製品だと思う。
ただ肝心の昇降しづらいのがネックなのと、机の大きさについてもかなり人を選ぶ製品なので、購入は慎重になった方がいいかも。

ちなみにこの記事もスタンディングで書いている。
効率は大して変わらないんだけど、リモートワークが増えている今、立つ時間が総合的に短くなっている人は試してみるのはあり。
1万と決して安くはない値段だけど、「数万の電動昇降デスクを買うのはちょっと・・・」って人に刺さるんだけど、実際商品が云々というよりスタンディングにする習慣付けの方が重要で、「買ったけどスタンディング使いません」、というのが一番意味ない。

なので購入はよく検討を。

  • この記事を書いた人

sabu

神奈川在住30代独身。節約とスマホを趣味とする人。

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