ブログを見ると意外と使っている人の多いモニターライトを新調した。
今まで安物のモニターライトを買ってきたけどことごとく失敗。というわけで思い切ってBenQのモニターライトを買ってみた。
結論、僕は必需品レベルのモノになったデスク周りを照らすだけの商品で割高感が強い、と言うのが率直な感想になるが疲労感の軽減を目的にする分では非常にお勧め。
sabuと申します。閲覧ありがとうございます。
こんな方におすすめ
- テレワークメインの人
- 長時間モニターと向かい合う人
- 目の負担が気になる人
なぜモニターライトを買ったのか?
まず、モニターライトを導入していない人には、
「なぜモニターライトを買ったのか?」と、「モニターライトってそんなに必要?」の2つの疑問があると思う。
僕も最初は「モニターを照らすだけのものに金はかけてられないし余計なモノは置きたくない」と思ってたけど個人的に必需品レベルまで来てしまっている。
モニターライトを設置することで、
- 周りとの明るさの差を少なくする(=目の疲労感の軽減)
- 視認性の向上
- 作業効率の向上
上記の効果が期待できる。「目の疲労感の軽減」が特に最重要。
目の疲れを感じる人には是非モニターライトを検討してほしい。
僕は以前ノートPCのモニターだけで作業をしていたが、1日の終わりに目の疲労感をかなり感じており、モニターを導入して1ヶ月後には最終的にモニターライトまで導入した。
特性上、長時間画面を見る人がターゲットな商品で、テレワーカーやPCをメインに仕事をする人にはおすすめ。
平日夜、土日だけPCに向かうのがメインって人にはコスパが悪い。
作業効率の向上は個人的に副産物レベル。
モニターライトとデスクライトの違い
机を明るくするだけならデスクライトでも良くて、しかも安い。が、明るくする対象が違う。
デスクライト・・・主に机の上を明るく
モニターライト・・・主にモニター周辺を明るく
デスクライトは形状も様々で、画像のような形もあれば、一般的な丸型電球のデスクライトもある。
丸型のライトは照射範囲が狭くなりがち。机の上を照らすには最適だが、モニターのように高さが必要な場所への照射は向いていない。
また、満遍なく均一に照らす能力もモニターライトと比較すると劣る。
BenQ モニターライトの見た目はスタイリッシュ
benqモニターライトの見た目はスッキリしていて主張も少なく、スタイリッシュ。
Benq モニターライトの実際の明るさ比較
設置前の明るさはこんな感じ。
設置後の明るさはこんな感じ。机の木の色が違うように、明るさが上がった。
設置してみると思っている以上に効果がある。逆に取っ払うとモニターの上に何もないことにかなり違和感を感じる。
明るさもモニターの周りが暗くなってしまうため明暗差が大きくなる。そして目の負担が増える。
モニターの明るさと画面の周りの明るさに差がありすぎる、という状態。
BenQモニターライトはどれも値段が高い
大体12000円で購入。2022年のブラックフライデーやタイムセールでもあまり割引されなかった商品。
Amazonで検索するとモニターライトはそれなりにヒットする。
最安で2000円代後半くらいからあり、5000円前後が一番のボリュームゾーンで、高いのは3万くらいするので実際ピンキリ。
実際この商品は11000~12000円くらい。なので超高いわけではないけど1万超えのモニターライトは数がかなり少ないので相対的に見るとかなり高い。
そもそもデスクライトならホームセンターにも売ってるしもっと安く買える。
今回買ったものはBenQの中ではこの商品は最廉価グレード。
ちなみに中華製のどんなに安いものでも大体USB給電タイプでモニターはtype-C、電源側はUSB-Aタイプ。
必要電力もほぼ5W(5A/1V)なので基本的にスマホ付属の充電器などで大丈夫。
ちなみに何故か付属のケーブルでしか給電がされなかった。
マニュアルにもはっきりと「付属のケーブルを使え」と書いてあるので基本的には付属のケーブルを使うのが無難。
安いものとの比較
実は、僕はBenQに落ち着くまでにモニターライトを短期間に3個買っている。
- 3500円のモニターライト
- 4000円のモニターライト(Quntis)
- 10000円のモニターライト(BenQ)
が、値段差を生み出すものは基本的に下記の3点だけ。正直5000円クラスのものは全て搭載している。
QuntisもBenQと使用感は変わらないのでおすすめ。
- 自動調光の有無
- リモコンの有無
- クリップ式の構造
自動調光の有無
安いものだと自動調光なし(調整は手動で可能)のものある。
間違えた明るさで作業をすると目の負担が逆に増えるので絶対あったほうが良い。
自動調光があると、部屋の明るさに合わせて朝昼夜でも最適な色味、明るさに調整してくれるので基本的に電源のON/OFF以外操作不要。
最近は4000円クラスの物でも自動調光付きが増えてきたのでほぼ大体の商品に付いていると思って問題ない。
リモコンの有無
高級価格帯(15000円〜)になると無線リモコンもついてくる。が、人によってはあっても物が増えて邪魔になるので本体のタッチパネルで十分だと思う。
ただしリモコンがあればモニターの上に手を伸ばす必要がなくなる。正直本体のタッチの反応が良ければ問題ない。
クリップ式の構造
クリップの構造も大半が丸い重りみたいなもので挟むタイプが主流。意外とこのクリップは価格帯で重さが異なり、重いほど安定性が増す。
ほんとに安いものだと一般的なクリップのただ挟むだけのタイプの物があるけど滅多に見ないので無視でOK。
一応、可動部は幅を調節できるようになっているものが大半だが事前にモニターの厚みは把握しておいた方が良い。けどよほど古いモニターでない限り挟める。
ちなみに僕の持っているモニターも背面はだいぶ分厚いけど、固定はされてる。
クリップ部分は高いものほど重量があり、固定した時にぐらつきが少なくなる。
よほど昔の分厚いモニターでない限り、大半のモニターには挟み込めて安定します。
20年前のモニターとかは無理です。
4000円のものと10000円のモニターライトを購入して思った感想として、値段が上がるとクリップの重さが若干増えて、固定した時の安定感が少し増える。
座った時に明かりが見えないこと
安いモニターライトは、たまに本体のライトが自分の座っている位置からでも見えてしまう時がある。
どう考えても目に悪いので避けた方が良い。とは言っても先に確認することはほぼ不可能。僕は3500円のライトは視界に本体のライトが入ってくることがあり、利用をやめた。BenQ,Quntisのモニターライトは視界に直接ライトが見えることはない。
ライトが反射しないこと
意外と盲点なところとして、製品によってはライトの電球が画面に反射してしまうことがある。
最近の製品は反射してしまうものはかなり少なくなっているが、あまりにも安いものは反射してしまう場合があるので注意。
3つのモニターライトを使った感想
というわけで、今まで3つのモニターライトを買ってきた感想は
10000円のモニターライトが良いのは明らかとして、実際は4000円のモニターライトと使用感はあまり変わらなかった。
んで、安いライトの感想として、
- LEDが視界に入る
- 自動調光がない
- タッチパネルの挙動が怪しい
があった。結果的に2500円のライトは返品、4000円のライトは廃棄した。
4000円のライトは調光は問題なかったけど、後述の関係でタッチパネルの感度が怪しくなった。
BenQモニターライトを常時給電ができる環境で使う
モニターライトはAmazonのレビューを見る限り、常時給電される環境で充電しておくのが良いっぽい。
最近流行っている窒化ガリウムの100Wや65Wの3 or 4ポートタイプの充電器は、出力を計算する必要があり、充電開始 or 終了をするたびに全ての充電が一瞬停止し、出力の再計算をする。
モニターライトもその中に入っていると一瞬電源がOFFになり、計算終了後再度ONになる。
スマホやPCは一瞬停止→再び給電のパターンを繰り返しても全く問題ないけど、
モニターライトはこの瞬断に適応できていないみたいで故障の原因になりやすい。瞬断→給電を連発するのは得意ではないので注意が必要。
僕は多分この瞬断を繰り返してQuntisのモニターライトの動作がおかしくなった。
PCからのUSB給電や1~2ポート充電器での給電がおすすめ。
抜き差しの多い環境で出力配分計算をする充電器を使う、等の使い方は故障率が跳ね上がります。
安物買いの銭失いを防ぐ
個人的にはお試しでも5000円以上の物を購入した方が良いと思った。しかしモニターライトは結局「いらない」になってしまう人も一定数いるようだ。
個人的には一回設置すると「ないと違和感がある」になってしまった製品。
なんとなく作業効率もアップしているのでテレワークや自宅でのPC作業をよくする人で、目の疲れが気になる人は購入検討の余地あり。
BenQのモニターは高い割にレビューしているブログやAmazonのレビューもかなり多い製品なので信頼性抜群。
1万超えは高いけど、安物買いの銭失いにならないように投資として割り切って買うと良いと思う。
必要なくなったらメルカリでも8000円くらいで取引されているので、仮に失敗してもダメージが少ないのでお勧め。