手動のコンパクトな昇降デスクも買ったけど、結局電動昇降デスクも買ったので比較したい。
同じジャンルの製品になるけど、実際は用途も明確に変わってくるし、値段差もかなりあるのであまり比較してもしょうがないと思っている。
けどスタンディングデスクでメジャーなのはこの2種だと思う。お互いに一長一短なデスクなので自分の利用用途に合わせて選んで欲しい。
こんな方におすすめ
- スタンディングデスクに興味がある人
- 手動昇降・電動昇降どちらを買えば良いか検討中な人
結論を書くと、デスクの上にモニターなどを置きたい人(モニターアームで吊るす場合も含む)はFLEXISPOTの電動昇降をお勧めしたい。
逆に、モニターなどは置かずにノートPCのみで、固定して使わずに移動したり柔軟に活用したい人にはE-WINをお勧めしたい。
ちなみに僕はFlexispot派なので既にE-WINは売却している。なのでE-WINの画像はないのでご容赦。
結論
モニターやマウスの周辺機器も設置して固定したメインデスクとして使いたい → FlexiSpot
机の上にノートPCしか置かない、たまに机を移動させたりしたい → E-WIN
sabuと申します。閲覧ありがとうございます。
FlexiSpotとE-WINの比較対象モデル
比較対象
- FLEXISPOT:型番 EF1
- E-WIN:型番 SD-58
FlexiSpotはEF1という型番。FREXISPOTではエントリーモデルに位置する。
型番の違いは検索したらわかりやすいレビューがあるのでそれを参照して欲しい。
簡単に言うと「モーターがシングルかデュアルか(デュアルの方が恐らく壊れにくい)」、「メモリ機能があるかないか」と言うのが大きな違い。
値段も30000~60000くらいと値段差が激しいので購入時はよく検討したい。
E-WINは2種類で大きさの違いのみ。大きいサイズを買っている人は殆ど見たことがないので小さいモデルを基準とする。
僕が購入したデスクも小さいモデル。
サイズ感
スタンディングデスクの定番となりつつあるFLEXISPOTとEWINは、そもそも明確にサイズが違う。
天板サイズ
- FLEXISPOT:幅100cm × 奥行き60cm
- E-WIN:幅58cm × 奥行き40cm
奥行きはともかく、幅は2倍近く違う。どちらかというとE-WINの方がデスクとしては異端。コンパクトに使えるのがE-WINの最大の特徴で、FLEXISPOTは幅100と普通の机サイズ。
「昇降する」と言うコンセプトは一緒だけど使い道は明確に違ってくると思う。
ちなみにFlexiSpotには幅120cmサイズもある。E-winは幅91.5cmサイズが存在する。
ポイント
E-WINの幅58cmはデスクとしてはかなり狭いです。カフェにある2人掛けのテーブルを一回り大きくしたような大きさです。
ノートPCを広げてドリンクを置いてちょうど良いくらい。
カラー
カラー
- FlexiSpot:天板(メープル・マホガニー・ホワイト・white wood・grey wood)、脚(ホワイト・ブラック)
- E-WINスタンディングデスク:脚・天板共通でホワイト・ブラック
インテリアとして考えるとカラーは重要かと思うので載せておく。どちらもホワイトとブラックが用意されている。
FlexiSpotは脚の色は2色だが、天板の色は5種類と種類が多く、天板は自分で調達することもできるので実質何色でもok。
マホガニーは赤みのある茶色。この画像で出てくるデスクはマホガニーだ。
ちなみに他の型番も概ねこのカラーのみ。型番によってはwhite wood、grey woodはない場合が多い。
E-WINはホワイトとブラックのシンプルな構成。個人的にはモノトーンは好きなのでこれで十分。
電動昇降と手動昇降
これは言うまでもなく、圧倒的に電動が有利。FlexiSpotは予め登録しておけば、1ボタンで好みの高さに調整できる。
画像のものはボタン式で、上位グレードはタッチになったり、メモリ機能が追加されたりとワンランク上になる。
対してE-WINはこのようなボタン等は一切なく、手動で端のレバーを動かして調節する手動式。
e-winスタンディングデスクのような手動式は、重いもの(モニター等)があると持ち上げの際に左右を均等に持ち上げる力が必要になる。
また、FLEXISPOTのように、1mm単位で高さ調節はできず、8段階で調節する。
なのである程度デスク上に物を置きたい人は注意が必要だ。そもそもE-winはデスク自体が小さいので置くスペースはほとんどないのだが。
組み立てのしやすさは?
組み立てのしやすさ
- FLEXISPOT:女性一人には鬼門、電動ドリル必須
- E-WIN:脚にキャスターか固定脚を取り付けるだけ
組み立てのしやすさは圧倒的にE-WIN スタンディングデスク。
E-WINスタンディングデスクは組み立てというものがほぼなく、脚に取り付ける物をキャスターにするか固定脚にするかの組み立てぐらい。
正直10分もあれば終わる。
対してFLEXISPOTは組み立ては初めてやるなら1時間コース。ねじ止めする箇所は多い。
また脚もモーターを取り付けるためかかなり重たい。最後に机を一気に持ち上げる必要があり、30kgを超えるので女性一人にはキツイかも。
組み立てに電動ドリルも必要で、本体に付属していない。なので予め購入しておく必要がある。
基本的にFLEXISPOTは男性1人ならできるが、可能な限り2人で組立てすることをお勧め。
電動ドリルは100均や、中古スマホ販売のイオシスやじゃんぱら、秋葉原などの電気街で取扱があり、1000円以下で購入できます。
ホームセンターで購入すると3000円くらいで売っている場合があります。100均は売ってない場合も多いです。
価格帯
価格
- FlexiSpot:EF1・天板付きで35000円程度
- E-WIN スタンディングデスク:12000円程度
価格は3倍近い差がある。FLEXISPOTは廉価版モデルでこの値段で、グレードを上げたモデルは軽く5万は超える。
本来価格差がありすぎて、比較対象にはならない物同士なのだがスタンディングデスクというジャンルの製品がまだ多くないことから比較対象として挙げられがち。
E-WINはスタンディングデスクとしては最安クラスです。1万ちょっとなら圧倒的に購入しやすいです。
E-WIN スタンディングデスクだけの機能
ざっとデスクとしての概要を書いていったが、E-WINにはデスクとして珍しい機能がある。
キャスターをつけられる
E-WINにはキャスターをつけられるので、移動がかなり自由にできる。
模様替えで位置をずらしたい時や掃除の時、ちょっと隣の部屋で作業したい等に移動することができるので大変便利。
キャスター自体にロック機構も2箇所備わっており、予備でキャスターが1個付属しているのもありがたい。
折りたためる
E-WINは折りたたみもできる。元々コンセプトが「コンパクトなコンパクトデスク」、ということで折りたたむと11cmにまで小さくなる。
使わないときは収納しておいたり、上記のキャスターを付けられることと相まって、
引越しの時にもかなり移動させやすいデスクなのでとにかく持ち物の面積も大きく減らせる。
キャスターの滑りは問題ないですが、本体が10kgを超えているので、長距離移動させるのには向きません。
共通:最低の机の高さを知っておく
最低高
- FlexiSpot:最低高 71cm
- E-WIN:最低高 74.5cm(キャスター・固定脚含まず)
FlexiSpotはともかく、E-WINは最低高が若干高い。数センチ程度なら問題ないが、あまりに自分の身長と机の高さが合っていないと身体へのダメージが増える。
「○○○cm 机 高さ」 などで検索をかければ身長に応じた最適な身長の高さを自動計算してくれるページがあるので参考に。信ぴょう性がどこまで高いかは不明だが。
ちなみに僕の身長185cmで最適な机の高さが77~80cmと出る。となるとE-WINは185cmくらいないと厳しいという計算になるのだが・・。
E-WINは最低高がやや高いです。短時間ならともかく長時間デスクで作業するなら高さも気をつけたほうがいいです。
どちらを選ぶか?
FlexiSpotを選ぶべき人
- モニターやキーボードをデスクに置きたい
- 簡単に高さ調節をしたい
- デスクは固定して使う
- 毎日デスクに長時間向かう
E-WINを選ぶべき人
- 机に余計なものを置かない・置きたくない
- ノートPCやiPadだけで作業できる
- 高さ調節はたまにでもいい
- デスクを移動させたい
- 引っ越しを頻繁にする
基本的にFlexiSpotはモニター等を載せて場所を固定して使う人、且つ長時間デスクに向かう必要がある人で座り過ぎを気になっている人に向いている。
E-WINは移動を前提に,外付けのキーボードやマウスを使わずにノートPC1台で作業したり、机には最低限のものしか置かない人には向いている。
補足:E-WINでモニターを置いた状態での昇降は厳しい
商品イメージにも、モニターを乗せた画像があるが、このまま上下昇降させるのはやりにくい。
当たり前な話だが手動昇降は安い分、少し手間となる。デスクに乗っているものがノートPCと飲み物だけ、なら何とかなる。
繰り返しになるが昇降するデスクというジャンルは同じ製品でも使い方の性質としては変わってくると思う。
FlexiSpotは高いので即決する価格ではないと思うので、他の型番とも比較してよく考えて購入して欲しい。E-Winは最悪自分に合わなくてもサブデスクとしても活用できる余地がありそう。
でも僕はどちらも購入してFlexiSpotに落ち着いた。
購入目的を間違わなければどちらも良い製品だと思います。