AnkerのMagGoシリーズの633を購入してみた。633ってなぜか2種類ありますが、購入したのは3-in-1の台座付きの方。
こんな方におすすめ
- 自宅でMagSafe充電をしたい
- 手軽な容量のモバイルバッテリーも欲しい
- イヤホンやサブスマホをワイヤレス充電したい
- Lightningを廃止したい
- デスク環境をスタイリッシュにしたい
こんな人には刺さる商品。デザインも中々スタイリッシュ。右の黒い物はキャンペーンで貰ったガジェットポーチ。
日常で使いやすいモバイルバッテリーとMagSafe充電を一体化できる。
閲覧ありがとうございます。
概要
MagSafeの充電と台座でワイヤレス充電、そしてMagSafeモバイルバッテリーが一つになった商品。
「3in1」は恐らく、「モバイルバッテリー」、「MagSafe」、「ワイヤレス充電」を指しているが、充電できる端末は2つまで。
最初に言ったようにApple Watchも充電できる3-in-1を求めている人には向かない。
Apple Watchは年々ユーザーが増えている気がしており、惜しいと感じる人も多いんじゃないだろうか。
Apple Watchも同時充電できるものは、Ankerの他製品や、Belkinの製品で発売がされている。
しかし、バッテリーを引き抜いてそのままMagSafe/type-cの5000mAhのモバイルバッテリーとして持っていけるのはこの製品が恐らく初。
台座やMagSafe部分でApple Watchは充電不可。Apple Watch持ちには向いていません。
付属品
購入色はブラック。他にホワイトとブルーがある。付属品として、25W充電器、Typecケーブル、マニュアルとクイックスタートガイドが付属。
PowerPortiii 25Wは2021年頃発売の充電器。
Galaxyシリーズの高速充電規格のPPSにも対応しているので実はGalaxyの高速充電器として使うのもおすすめ。
最近は充電器が窒化ガリウムで再び小型化/複数ポート搭載されているのが多くなってきているので、1ポートにしては少し大きめな充電器。
外観
触った感じはマットな感じで、プラスチッキーのな感じはしないため、質感は全体的に高い。
裏側はケーブルを嵌める場所があるため、ぐらつくことはない。他のケーブルでも問題なかった。
周囲には滑り止めがついており、動くこともない。
台座は基本的にマットな質感でサラサラしている。背面は金属調で高級感を感じられるデザイン。モバイルバッテリーの差込口はプラスチックっぽい。
台座の充電する場所はわかりやすい。充電は真ん中を狙ってちゃんと置けば充電される感じ。
この台座はワイヤレス充電対応のiPhoneSEなどもok。
台座利用
この製品の最大の特徴で、台座メインの充電部分はそのまま上に引き出せてモバイルバッテリーとして運用することが可能。
外出時はつけたまま出かけることもできるし、いらなかったら引き出さずそのままiPhoneだけ外して出かけて、帰ってきたらまた付けて充電、という運用が可能。
角度調整も垂直から45度の間で無段階で調節可能。
割と角度調節は自由に効き、可動部分は作りがしっかりしているので問題ない。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは容量が5000mAh。少し前に発売された同社のMagGo 622 より若干薄く、重量もかなり軽い。
622に搭載されていたスタンド機能はないので、モバイルバッテリー利用時の端末の持ちやすさは622に軍配が上がる。
発熱・充電速度
MagSafe充電はどのメーカーでも発熱しやすい。そのためこの製品もある程度発熱する。
この製品は台座で充電している時は基本的にiPhoneの背面に触らないのでわからないけどモバイルバッテリーとして利用しているときに背面に触れると割と熱を持っている。
現状MagSafeはほぼ発熱とは切っても切れない関係なので気になる人は有線充電をする方が良い。
充電速度は7.5Wと今となっては少し遅めの出力だがギリギリ許容範囲。
iPhoneのPro Maxシリーズだと5Wの場合充電が追いつかない場合があって、たまに充電中でもバッテリーが減ることがあるが、7.5Wだと減ることはまずないので速度については可もなく不可もなくといったところ。現状発熱を少しでも抑えたいなら7.5Wが最もバランスが良いのかも。
ちなみに15WのMagSafe充電は当初はAppleやBelkinにしか無かった、充電時MagSafeアニメーションが搭載された充電器でしかできなかった。
やたら発熱を気にする方がいますが、気にしたら負けです。
僕は半年このモバイルバッテリーを使っており発熱していますが、特にスマホ側に問題はありません。
メリット・デメリット
メリット
- 3in1で集約できる
- 実質Lightning不要
- モバイルバッテリーが小さい、薄い、軽い
- パススルーでワイヤレス充電可能
デメリット
- バッテリーの充電は止められない
- 2台同時充電不可
- 上手く接続できない時がある
- 台座の仕様
モバイルバッテリー、MagSafe、ワイヤレス充電の機能を1台に集約できるのはモノを減らせるため大きなメリット。台座があれば充電は2台までなので実質2in1となるがケーブルが1本に集約できるためスタイリッシュ。
個人的には家でも外出先でもLightningケーブルを使う必要がないことが特に大きい。これが一番のメリット。
台座にモバイルバッテリーを接続している時は、実質的にほぼ常時パススルー充電をしている。
これは台座がなくても可能で、「ACアダプタ」-「typecケーブル」-「モバイルバッテリー」-「iPhone(MagSafe)」で充電できる。
このモバイルバッテリーでiPhone,AirPodsを充電すれば、出先でLightningケーブルを削減できます。
台座なしで行けるのは旅行や出張時にも役に立つ。
現に出張で持って行ったがモバイルバッテリー兼MagSafe充電器として使い、Lightningケーブルは持ち出さずに行けた。
しかし5000mAhは、現在のサイズのiPhoneではフル充電1回にも満たないことは注意しておきたい。本格的な充電をしたいなら10000mAh以上のモバイルバッテリーが必須。
バッテリーが大容量化した現在、モバイルバッテリーの利用頻度は減っていますがこれはLightningを廃止する目的としても使えます。
2つの充電を1つに集約できる
MagSafeを使いたい人には打ってつけ。且つApple Watchを持っていない人には特に良い。
MagSafeという技術と2つの充電+モバイルバッテリーの3つを一体化できるので、無駄な持ち物の削減に繋がる。
普段はAnker製品ってAmazonで買う人が大半だと思うが僕は東京駅のAnker Storeで購入した。
値段は寧ろAmazonの方が安い可能性があるが買ってすぐに手に入るのと、実際に見て触ったり試したりすることができるので近くにある人は実際に行ってみると良いかも。
保証についても、Anker製品は会員登録で最大2年に延長できるので、2年はまともに使えると考えれば安心して購入できる。
安いものではないのでApple Watchは絶対に買わないと思う人は是非。