
去年の2月に関東で初めて中古車を購入しました。
しかし半年で売却することになったのでその経緯を話したいと思います。
結論、中古車は当たりハズレがあるってことと、現車確認はしっかりしようって話。
こんなアホなことを晒すのもお恥ずかしいのですが、読み物として記載します。
閲覧ありがとうございます。
購入車種

2024/2に、20系のアルファードを購入した。
アルファード自体は今は40系が現行で、元々10系の初代はアルファードGとアルファードVに分かれていた。20系からはアルファードとヴェルファイアに分かれ現在に至る。
アルファードは元々日産のエルグランドが大ヒットしていた時に投入されたモデルで、最近は30系で爆売れして、街中で頻繁に見かけるのは大体30系が多い。
とは言っても、20系はまだ20年も経過しておらず、まだまだ走れる車だったため購入。
僕は札幌にいた頃に10系前期のアルファードも中古で購入し乗っていたことがある。
10系アルファードは15万キロオーバーでも特に不具合がなかったため非常に良い車だった。
値段とスペック
肝心の購入した20アルファードのスペックは下記の通り。
車種 | 20アルファード前期 |
登録年 | 2011/1 |
ボディカラー | ブラック |
グレード | 240S プライムセレクションⅡ |
走行距離 | 111,000km |
修復歴 | なし |
エンジン | 2AZ-FE |
最高出力/最大トルク | 最高出力 170ps /6000rpm 最大トルク 22.8kg/4000/rpm |
排気量 | 2400cc |
車検 | 付 |
保証 | 付 1ヶ月/1000km |
その他 | 社外センターコンソール 社外シートカバー 20インチホイール |
価格 | ¥750,000 |
税金の高くなる13年に入ったからかそこそこ安く、スペックとしては悪くなかったのだが、不具合が頻発した。

不具合
車検取得し、納車直後から不具合があった。
ブレーキが効かない時がある

不定期で急にブレーキが効かない時があり、再度ブレーキを踏むと普通にかかる、という現象が出た。
これはブレーキフルードに空気が入っていただけなのですぐに直った。
空気入るのはたまにあるっぽい。そんで3ヶ月くらい乗ってからまた不具合が出始めた。
原因不明の異音

具体的にはブレーキで止まる際に、音がする現象。
鳴ったり鳴らなかったりで気味が悪く、結構気まぐれで鳴る状態。
- ブレーキローターの研磨
- ブレーキディスク交換
上記も特に効果なし。車屋に言っても原因が分かることはなかった。
そして売却
ブレーキ関連って一番致命的な不具合で、いきなり事故を起こしかねない為買い換えることにしました。
ちなみに売却時の価格は38万だった。つまり大体40%程度。
10万kmを超えているのに約40万で売れたのはそこそこかなって感じ。
ちなみにその後どうなるか聞いたら、この手のミニバンは東南アジアに需要があるらしい。つまり一発廃車ではなく、東南アジアで今も使われていると思う。
中古車の現車確認はしっかりした方が良い
中古車の現車確認はしっかりした方が良いと改めて思い知らされた。
割りと急ぎ目に買ったところがあるので痛い目にあった。
ただ買った瞬間ほとんど価値がなくなる車種ではなかったというのは不幸中の幸いかも。中古車の保証も販売会社によってはほとんど当てにならない。
素人でも下記は最低確認した方が良さそう。
- エンジンオイル周りの確認
- アイドリング時の異音、震え
- ボンネット周り
- ブレーキの踏んだ感じ
- 記録簿の有無、確認
など。特にエンジンオイルは素人でもそれなりに分かりやすく、エンジンオイル周りを見て、汚れの程度を見ておくことで今までどの程度の頻度で交換されてきたかはわかりやすいのでしっかり見たほうが良い。
ブレーキ以外は良かった

実際、ブレーキ以外は良く、車自体の道具としては寧ろめちゃくちゃ良かったです。
ミニバンって積載量が多いし、何なら42インチのテレビとテレビ台も積めます。
実際にはやらなかったが車中泊環境を整えようとしたこともあり、とにかく大きい車は夢が広がります。
正直アルファードに直4 の2.4Lエンジンはパワーが足りなく、それを言うとVOXYやNOAHは同じような重さで更に非力なパワーなのでもっとしんどいと思うのでまあエンジンは次は大きいものにしようかなと。
余談 2AZ-FEエンジンについて
割と有名な話だが、このエンジンはエンジンオイル量を異常消費する不具合がある。大体2006年〜2015年くらいのクルマには搭載されている場合が多いので注意しよう。このエンジンは全て2400ccなため2400ccのTOYOTA車を中古購入する際はまずはエンジンの型式を調べてみると良い。