買う気もレビューを書く気もなかったがモバイルバッテリーを購入したのでレビューしたい。スタンドは他製品より安定していて便利。バッテリーを延命させつつ、安定したスタンドが欲しい人に特におすすめ。反対に充電をしたいという人にはあまり向かない。
こんな方におすすめ
- Lightningケーブルを撤廃したい人
- 外出先でバッテリーを延命させたい人
- スタンドを縦横どちらも使いたい人
sabuと申します。閲覧ありがとうございます。
Anker MagGo 622のシンプルな付属品
一昔前より更にシンプルな外装になり、付属品も本体とケーブル、説明書類だけ。実際にiPhoneと触れる部分はラバーっぽいマットな材質。この面は使い続けるとボロくなってくるが、一ヶ月程度では今のところ問題なし。スマホと触れる部分なので見えないっちゃ見えないところ。本体右側にtype-c端子を備える。
本体のtype-c経由で充電することもできる。こちらの方が充電速度は早いので、少しでも早く充電したい場合はtype-c経由の方が良いが、この製品のメリットが完全に無くなるのでそんな場面はほとんどないと思う。
重量は約149g。大体本体の重さは200g程度がメインなので合わせるとざっくり350g程度になる。
サイズは105×67×13mmとコンパクト。ちなみに初期版とアップグレード版の2種類あるので注意。20%コンパクトと書いてあるがAmazonのスペックでは同じ。アップグレード版の方が500円安いので買うならアップグレード版を購入しよう。
Anker MagGo 622はパススルー対応
このレベルのコンパクト製品にはあって当然の機能だが、パススルー充電に対応している。
iPhone15ユーザーやAndroidユーザーには関係ないが、iPhone14以前のユーザーでLightningケーブルを撤廃したい人にはAnker Mag Go622を使うことで実質的にケーブルを撤廃できる。他MagSafe充電器やワイヤレス充電器でも可能。端子部分も傷つかずに運用できるので一石二鳥。
ちなみに充電端子付近は結構傷つきやすく、売却時に査定に響くことも多い。ワイヤレス充電やMagSafe充電は買取査定の減額の防止に繋がることも付け加えておきたい。
Anker MagGo 622縦置きも横置きもできる
本体の充電端子は右側に付いている。なので、充電時も右側を下にしない限りケーブルは邪魔しない。もちろん縦置き時も邪魔しない。
Mag Go622はios17のスタンバイ機能と相性◎
このスタンドはiOS17から対応しているスタンバイ機能とも相性が良い。iPhoneは横、バッテリーは縦置きして置けば勝手にiPhone側はスタンバイモードに入る。
Mag go622のスタンドの作りは他製品より良い
スタンドの作りは確実に良い。シリコンのような作りをしており、スタンド時はマグネットで固定する。他製品にはバネのスタンドだったり簡易的な物が多いが、622は作りがしっかりしている。
スマホリング代わりになる
このスタンドはスマホリングにもなる。本家のスマホリングの安定性にはもちろん劣るが、割とホールドしてくれるのでそこそこ便利。まあホールドするくらいなら充電外した方がいいと思うけど。
Mag Go622の角度は1段階のみの固定
角度は1段階の固定式。角度をつけたり倒したりとか自由には出来ない。個人的にはこの1段階の角度で動画閲覧時のスタンド機能やビデオ通話には十分対応できるので問題ないと思う。
充電速度は遅い
充電速度は5Wではなく7.5Wだがワイヤレス充電なので遅い。Pro Max系のiPhoneを充電する場合は使いながら充電が減る場合も時々ある。なのでどちらかというと充電目的で使わない方が良い。少なくともスマホを使いながらの充電は充電するというより今のバッテリー残量を維持するという意味合いの方が強い。
バッテリー延命とスタンドがメイン
正直、充電するという機能よりバッテリーを延命させる目的が強いと思う。これ1台で充電を50%から100%まで充電しようという考えで購入するのはやめた方が良い。 充電サイクルを長持ちさせるという意味ではコンパクトでアリな製品。最近のiPhoneのバッテリーサイズでは7.5Wと5000mAhでは充電はきついということを改めて考えさせられる製品。
ガッツリ充電したい人は10000mAhか普通の有線で充電する大容量モバイルバッテリーをおすすめ。
余談:Qi2製品もあり
余談だが、Qi2という次世代ワイヤレス規格の製品も出始めている。15Wと更に急速充電ができ、スタンドの角度が自由に変更できる分、重量と厚みが弊害になっている。充電するという意味ではこちらも3月中旬の発売だが注目。僕はまだ保留中。