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スマホ

【iPhone】メインスマホの安易なダウングレードはしない方が良い【13Pro→XS】

iPhone14シリーズ発表間近の時に4年落ちのiPhoneXSを一時的に使ってみた。
バッテリーはもちろん、カメラが3年以上前になると画像処理の性能や、普段から使う画角のカメラがない、等デメリットを感じやすい。安易にメインスマホをダウングレードするのはやめた方がいいかな、と言うのが感想。

結論

サブスマホはともかく、メインスマホのダウングレードはよく考えた方が良い。
スマホは2~3年おきには買い替えると快適な動作性が続く。

なぜ2022年にiPhone XSを購入?

なぜ2022年に今更iphonexsを購入したのか、と言うその理由。

  • 既にandroidの型落ちハイエンド(snapdragon865)を所有
  • 自宅では基本的にAndroidを利用
  • 当時所有のiPhone13proの売値が高い(2022/7にAppleの定価が上がったことで売値も相対的に上昇)
  • 5G使わない(オフにしている)
  • 少し大きい

等を考えていた。
大きい点は現状のリセールバリューと平日はほぼ自宅メインのためあまりiphoneを使わないところ。
中古市場を見ると、2022/9時点では

  • ~iPhoneXS:3~5万程度
  • iPhone11:5万〜8万
  • iPhone12:7万〜

大体このくらい。
iPhonexsまでは中古で3万円台で買えるものの、iphone11シリーズ以降はPro系は中古価格が一気に5万以上まで跳ね上がる。そのためxsを選択。
ちなみにxsは2021年の前半も使っていて、その当時の最新は12シリーズ。
当時は動作面は殆ど問題なかった。
それなら2022年の秋でもまだ使えるでしょ?と言うので変えてみた。

購入したiPhone XS

au版、simフリー、64GB Cランク ネットワーク利用制限△ 29800円の物を購入。
容量はicloudがあるため64GBで十分。付属品は一切なしという訳で29800円の激安中古を購入。

通信はahamoを利用。なので△でも×になっても関係なし。

中古iPhoneはとりあえずsimフリー、できればネットワーク利用制限が○の物を買うと良い。

今更語る必要はないですが、「ネットワーク利用制限」は、最初の購入者が分割払い中か否かになる指標。
「○」は完済済 or 一括払い済で、「△」が分割支払い中、「×」は分割払いで支払えず制限中の状態。
万が一前の利用者が分割払いできなくなると「×」表示になり、買ったキャリアでの通信ができなくなる。

僕の場合、今回au版を購入して△なので、最初の購入者はauで分割払いをしている状態。
仮に最初の購入者が支払いできなくて×になるとauのsimは利用不可になる。
Wi-Fiは関係なく使える。simロック解除済み(=simフリー)を前提に、au以外のsimなら×でも問題なく利用できる。

バッテリー容量

買ってからのお楽しみのバッテリー容量は84%。
イオシス店頭の場合、一部の在庫は測った時点でのバッテリー容量が記載されているものがある。

今回は買ってからのお楽しみの状態で見てみると、84%だった。まあ低い。
iPhoneは新しくない限り、Cランク品は使い古されたものが多い。バッテリー容量に関しては初めから期待しない方が良い。

2021年にiPhoneXSを使ってみて

2週間使ってみて、QOLが下がったのは明らか。全体的にどうだったか記載。

サイズ

iPhone 13 Pro:6.1インチ
iPhone XS;5.8インチ

サイズ感はすっかり使い慣れた13Proの6.1インチから「画面は一回り小さいか?」と言った感じだった。
個人的には5.8インチが画面サイズの最低ライン。サイズ感については特に文句なし。

厚み

iPhone13 Pro:7.65mm
iPhone XS:7.7mm

ここですごい意外だったのが厚み。XSは丸い形状から13Proは角張った形状。
それゆえ13Proの方が厚みがあるように感じXSは逆に薄く持ちやすく感じる。厚みはXSの方が好み。

重量

iPhone13 Pro:203g
iPhoneXS:177g

大きく違うのは重量。重さって話題になりやすく、僕個人としては重さは意外と慣れると思っているけど、軽い方が取り回しは効きやすい。
逆に言い換えると重いとずっしりした感じに高級感がある、とも言えるかも。これもXSの方が好み。

動作・スペック周り

iPhone 13 Pro:A15 / 6GB
iPhone XS:A12 / 4GB

動作は基本的にまだサクサクしている。
antutuも計測したところver9.1.1で50万を超えていた。iosは16.0。

iPhone XSのantutuベンチマークスコア

結果を見るとSoCがすごいというよりGPUがまだまだ強力な印象。
ただしカメラ付近の発熱はやばい。RAM部分はちょっと非力さを感じる。

数値上のスペックは高いんだけど何度かアプリは落ちている。
今のところgoogle mapとaws consoleアプリで落ちたり、airpodsを繋いで設定画面開いたら2回連続でフリーズしたこともあった。
あまりantutuのスコアを過信しすぎてはいけない。

通話・音量

音量については全く問題なかった。昔、iphonese第一世代やiphone6sの時代はスピーカー音量が明らかに小さかった。

ただし、なぜかマイク(本体下部に2つある)の左側を塞ぐと相手に聞こえないと言う事態があった。
右のマイクが機能していなかった可能性がある。

iPhoneのマイク部分

水色で囲った部分の左側を小指で支えた状態だと、音が聞こえないと言われた。13Proだと小指で塞いでも無問題。
中古品ゆえの個体差かもしれない。どちらにせよスピーカーで通話をする僕は音量とお互いの聞こえやすさは重視してるから使いにくかった。
音量は新しい方が大きめになる傾向。音質ははっきり比較していない。

発熱

発熱はXSと13 Proは明らかに頻度が違った。まずXSはアプリを1つ起動してすぐにカメラユニット付近が発熱する。
ほんのり熱い時もあればかなり暑くなっている時もあり、動作が遅くなる or ガクガクする時もあれば、動作に全く影響がないこともありはっきり言って規則性はない。多分ウマ娘などの3Dゲームはきつい。
ゲームは置いといてちょっとした動作でもパワーを使っているとなると考え物。その影響で後述のバッテリー持ちも悪かったんじゃないだろうか。

旧型になると発熱している分SoCがかなり頑張っているように見えます。フリーズもやや多くなりがち。

バッテリー

最早スマホの永遠の課題でもあるバッテリー持ちについて。
購入時は記載した通り84%。iPhone XSのバッテリー容量は2658mAhと言われているから、ざっくり2233mAh程度。

バッテリー容量=電池持ちに直結しないわけで、iOSはSoCが新しいほど基本的に省電力性に優れる。
そのため実際バッテリー容量100%の12miniの2227mAhより持ちが悪いんじゃないかと思う。

と言うわけでとある休日のバッテリー使用状態を見てみた。

iPhoneXSのバッテリー持ち

お昼前に100%の状態で出かけて、12時〜15時頃は集中的に使っていたため15時頃には50%を切るところまで消費している。
つまり3時間ちょっとで50%くらい減った。

正直中古品なのと最大容量が84%なので仕方ないがモバイルバッテリーは必須かなって感じだった。
最近はレンタルのモバイルバッテリーもあり、かなり普及してきているように見えるから悩ましい。

カメラ

iPhone 13Pro:広角 / 望遠(光学3倍) / 超広角
iPhone XS:広角 / 望遠(光学2倍)

普通に食べ物や風景を広角で撮影する分には最新と大差はないと思う。これはiPhone XSで撮影した。

iPhoneXSで撮影した原宿駅

ちなみにiPhone XSは広角と2倍の望遠カメラ。今の無印iPhoneに搭載されている超広角カメラは非搭載で、代わりに2倍の望遠を搭載。

カメラはiOSもAndroidも力を入れている部分のためか、数世代変わると明確に劣っていく部分で、「とりあえず記録で撮れればいい」と言う人が以外は大きなデメリットになる。
僕は画質云々というより、超広角カメラがないのがきつかった。
超広角は引きで撮影でき、自分が引く必要がない+写真に迫力が出るため意外と重宝する。
11Proの時は超広角は歪みが出て使いにくかったけど12以降の超広角は実用レベルになった。

iPhone13 Pro超広角カメラで撮影した秋葉原の風景
iPhone13 Pro 超広角

13Proの超広角は画質も良くてやっぱり便利。カメラは圧倒的に13Proが好み。

写真を良く撮る人はなるべく2年以内の物を選びましょう。

マスクFaceID

iPhone12以降とApple Watch所有者の特権として、マスクを着けた状態でもFaceIDが機能す流。
勿論XSだと不可能で、ロック解除という電源を入れる行為が快適にならないのは痛かった。
ただ擁護しておくと、マスクFaceIDも精度がめちゃくちゃ良いか、と言われると微妙なところ。まとめ

結論は既に書いた通り、QOLは爆下がりした。
書いていないけど、ios15.4から搭載されたマスク顔認証がないのが一番辛かった。
この時点でapple watchと11シリーズの併用か12シリーズ以降を使うのが現状ベスト。
バッテリーは弱ってきたら素直に交換するか機種変更を検討しよう。

2022年ではiPhone12無印が一番ユーザーも多そうで、値段とスペックとのコスパが安定していると思う。
次いで13。各種キャンペーンと合わせて購入するか、中古も多くなってきているので買いやすくなってきている。

とは言ってもライトユーザーならダウングレードはあり

実際、「自分の操作の速度に、スマホがどの程度まで追いつく必要があるか」、が最大のポイント。
自分の操作速度が早く、文字をフリックでどんどん打っていきアプリも素早く大量に立ち上げたりする人は、ミドルレンジのスマホや型落ちのハイエンドスマホだと、スマホ側の処理が追いつかなく、ストレスがかかる。
逆に操作速度が速くない、ゆっくり文字を打つ人が高スペックのスマホを持っていても、スマホが待っている時間が長くなってしまい宝の持ち腐れになりがち。

スマホに限らずPCでも同じで「自分の速度にちゃんとついていける端末を選ぶ」、のがベスト。
とりあえず10代〜30代の人はスマホは毎日触る大切な機器だと思うなので2年前くらいまでのハイエンドを選んだ方が幸せになれる。

  • この記事を書いた人

sabu

神奈川在住30代独身。節約とスマホを趣味とする人。

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