
折りたたみスマホを購入したのを機に、故障リスクや費用を焦点にカバーする方法を考えてみた。
ポイント
- 折りたたみは保証必須
- 破損・水没は無料のメーカー保証は対象外
- クレカや外部の保険がコスパ良い
閲覧ありがとうございます。
普通のスマホなら故障はなくて良いと思ってた

普通のスマホなら、保証はなくていいと思っていた。最近のスマホは滅多に画面割れたりしないしガラスフィルム貼ってるし。一時期若い子が画面バキバキのスマホを使い続けているって話題になったこともあったけど、いつの間にか画面バキバキの人もほとんど見なくなった。
つまりスマホ自身が耐久性は進化しているから保証はいらないって思っていた派。
スマホは年々高くなっている
まず、スマホの値段は年々高くなっている。iPhoneの発売時の定価でいくとこんな感じ。
発売時定価 | |
iPhone 8 (64GB) | ¥78,800 |
iPhone X (64GB) | ¥112,800 |
iPhone XS (64GB) | ¥112,800 |
iPhone 11 (64GB) | ¥74,800 |
iPhone 12 (64GB) | ¥85,800 |
iPhone 13 (128GB) | ¥98,800 |
iPhone 14 (128GB) | ¥119,800 |
iPhone 15 (128GB) | ¥124,800 |
iPhone 16 (128GB) | ¥124,800 |
iPhone Xで一気に10万超えたり、iPhone12からじわじわ上がっていって気づけば無印モデルでも定価は10万超えている。
一応12から13は容量が倍の128GBになっているのでわからなくもないが、13→14や、14→15は円安の影響も大きく受けている。10万超えると分割払いも審査が入ってしまう。
折りたたみスマホは故障リスクが高い

本題に戻るけども、折りたたみスマホは故障リスクは高い。壊れないと思ってもそのディスプレイを折りたたむと言う構造上からどう考えても故障リスクは跳ね上がる。なので今のところ大丈夫と思っていても保証加入は必須だと思う。で、どの保証に入るべきなのか調べてみた。
1年のメーカー保証はおまけ
一応どのメーカーのスマホも、購入後1年はメーカー保証が付く。それはありがたいんだけど、この保証が適用されるのは自然故障のみ。
自然故障って結局普通に使って故障した時のみ保証される。落下して破損した時とかは対象外。
手が滑って落としちゃったとかでもダメ。もちろん水没とかもダメ。
これじゃあんまり意味がなく、最低限の保証って感じが強い。
ちなみにこれはAppleもSAMSUNGもGoogleも全て基本方針は同じ。
保証を比較

で、どうするの?ってことで保証プランを考えてみた。
メーカー保証 (Galaxy Care, Preferred Careなど)
鉄板。保証が2年になるってイメージが強いけど元々の1年のメーカー保証が2年になるだけでなく、落下や水没の故障にも対応してくれる。ただどのメーカーも地味に費用負担があり、その保証加入の費用が高い。
主要のGalaxyとPixelと参考にAppleも記載する。
加入費用(月額) | 加入費用(一括) | 利用時負担金 | |
Galaxy Care | ¥1,197 | ¥24,979 | ¥22,000 |
Preferred Care | ¥1,900 | ¥33,000 | ¥14,190 |
Apple Care | ¥1,740 | ¥34,800 | ¥12,900 |
iPhoneはガラス割れの場合¥3,700
どれも微妙にバラつきがある。何故かApple Careが一番高く、負担金はApple Careが一番安い。
Galaxy Careは加入費用が一番安いけど、利用時の負担金は一番高い。
Preferred Careは負担金はそこそこ安いけど加入費用が一番高い。一長一短と言う結果になった。
クレカ保険

クレカには地味にスマホ保険みたいなものがある。例えばAmexだとスマートフォン・プロテクションで、破損や水没した時にカードのグレードによって3万~15万まで保証される。
三井住友のクレジットカードなら、¥50,000まで保証してくれる。
クレカの保証は条件が意外と緩く、そのクレカで携帯代の支払いをしており、2~3年前までの購入モデルならほぼ保証される。
最大支払額 | 条件 | 台数 | |
Amex スマートフォン・プロテクション | ¥30,000~¥150,000 | ・購入後3年以内 ・3ヶ月以上クレカ決済 | 1台 |
三井住友カード (Olive含む) | ¥50,000 | ・購入後2年以内 ・2か月以上クレカ決済 | 1台 |
三井住友カードの場合、中古スマホも保証対象になる。
中古品については上記条件に加えて、法人が運営している販売店(オンラインショップを含む)で購入し、購入時点において当該販売店による3ヵ月以上の製品保証(動作保証)が確認できる書類が必要となります。
三井住友カード
じゃんぱらなどの大手販売店のものはジャンクを除けば対象になるので、中古だと壊れたら終わり感のある折りたたみスマホにはピッタリかも。
スマホケ
割といいと思ったのはコレ。100円から入れるスマホ保険。
破損をプラスすれば月200円、破損と水没を追加しても月300円から保証が追加できる。
しかも保険支払額は最大100,000円。2台持ちしている人やタブレット・PCにも保証を好きに追加できるので一番手軽。
加入時に壊れていなければ経過年数も特に規定がないのが強い。
ただスマホ1台しか持っていない人は、登録前に保証対象のスマホを撮影する必要があるので、別途撮影できるものを用意する必要があることだけ注意。
折りたたみスマホは絶対入った方が良い

折りたたみスマホは故障率は少なくとも普通のスマホより間違いなく高いから、何かしらには絶対入った方が良い。
何ならiPhoneとかの普通のスマホも壊れる可能性は最近は低いと思うけどスマホ契約時に一緒にApple Careに入っているという人はよく聞く。
もっと安く加入する方法はあると思うので心配な人は保証を見直してみることをおすすめしたい。