買わないといいつつiPhone15 Pro Maxを購入したのでレビューする。簡単な結論としては進化はカメラと軽量化とtypec搭載。巷で言われている通りiPhone12ユーザーまでは無理して買わなくて良さそう。
sabuと申します。閲覧ありがとうございます。
iPhone14シリーズからの進化点
スペックはどこにでも載っていると思うので、進化点だけ記載。
iPhone15 Pro Max | iPhone14 Pro Max | |
高さ 幅 厚み | 159.9mm 76.7mm 8.25mm | 160.7mm 77.6mm 7.85mm |
重量 | 221g | 240g |
ディスプレイ | 6.7 | 6.7 |
リフレッシュレート | 1~120Hz | 1~120Hz |
解像度 | 2796×1290 | 2796×1290 |
輝度 | 2000nit | 2000nit |
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
RAM | 8GB | 6GB |
ROM | 256GB,512GB,1TB | 128GB,256Gb,1TB |
バッテリー | 4422mAh | 4323mAh |
カメラ | 超広角12MP 広角48MP 望遠12MP(光学5倍、最大25倍) | 超広角12MP 広角48MP 望遠12MP(光学3倍、最大15倍) |
カラー | ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、ブラックチタニウム、ブルーチタニウム | ディープパープル、ゴールド、シルバー、スペースブラック |
スペックで目立つのは重量とRAM、バッテリー容量、カメラの望遠くらい。まあRAMとバッテリー容量は公式は非公開ですが。とりあえず19g軽量化されたのはかなり嬉しい。iPhone14 Pro Maxの時は流石に重すぎた。ちなみに幅で一番大きいのはiPhone14 Plus。高さはiPhone 15 Plus。厚みはiPhone 15 Pro Maxがシリーズで一番分厚い。
iPhone 15 Pro Maxの進化点
チタン素材と軽量化
今回の1番の目玉らしい。iPhoneXシリーズから使われたステンレススチールを廃止し、チタニウム(チタン)になった。これにより軽量化が実現。事実iPhone14Pro Maxは240gだったが、220gと19g軽くなった。正直Pro Maxはまだまだ重いが、Proシリーズは200gを余裕で切っているので大きな進化と思いたい。Androidは結構200g以下のモデルも多いし。
アクションボタン搭載
iPhone初代から続いていたマナーモード切替スイッチがアクションボタンに変化。アクションは9種類から選択できる。今まで通りサイレントモードもできるし、何もしないこともできる。Appleにしては自由度が高い機能な気がする。ちなみにAndroidにも似た機能のボタンが数年前から搭載されたりされなかったり。僕はカメラとかライト
ベゼルが細く、カーブに丸みが付いた
ベゼルが極僅かだが明らかにiPhone14シリーズより細くなった。なので画面サイズは同じだが画面占有率がやや高い。ベゼルの丸みは僅かに付いただけで、ケースを付けると全く変化がわからない。そもそもケースは角ばってるし。ケース付けずに裸なら多少実感するかもしれないが、気にしなくて良いレベル。
iPhone15も毎年恒例のカメラが向上
毎年アピールポイントになっている。iPhone14 ProとiPhone 15 Pro maxはカメラが全く同じものを搭載していたが(iPhone 13シリーズも同じ)iPhone 15シリーズはiPhone 12シリーズのように望遠倍率に変化が出た。とは言っても、15Proは14シリーズと同じ3倍望遠を備え、15 pro maxのみ5倍望遠を備える。最大は25倍望遠にアップした。
Androidは30倍や100倍など、更なる上を行く倍率を備えるのでまだまだ望遠はAndroid優勢。また、もう一点広角カメラで24mm,28mm,35mm換算で変更ができるようになった。ちなみに28mmは1.2倍、35mmは1.5倍に相当する。個人的にはワンタップで1.2倍、1.5倍が変更できるのが嬉しい。
iPhone15は遂にtype-c搭載
ガジェット好きほど嫌がっていたApple独自のLightningケーブルが遂にtype-c化に。それはいいのだが、肝心な速度はそんな早くない。iPhoneのtypecはUSB3.2 Gen2の様子。僕はこれで十分だが、僕は未だにライトニングのAirPodsPro第1世代があるから結局lightningケーブルから抜け出せていない。
肝心のチタンは控えめなデザイン
今回は不人気とか言われている噂のあるブルーチタニウムをチョイスしたが、チタンは展示機からお分かりの通り、前作までのギラギラしたステンレススチールと比較するとやや控えめなデザイン。
背面磨りガラスは変わらず。ちなみに前面は全体的に若干ベゼルが細くなった。地味に大きい変化。
付属品もiPhone12シリーズから同じ。強いていればtypecケーブルになったこと、ケーブルが編み込みに変化したくらい。
iPhone 15 Pro maxのAntutuスコア
Antutuも測ってみた。Antutuベンチマークスコアはかなり高い。GPUが非常に高くなっている。現にiPhone14シリーズのA16 Bionicチップと比べてGPUコアの数は5コアからA17 Proチップでは6コアになっている。
ここまで来るとスペックは間違いなく高いので、あとは通信品質次第。
カメラ
広角
広角はいつものiPhoneといった感じ。拡大しても解像度がiPhone14 Pro Maxより若干保っているかな?と感じたくらい。
超広角
夜景
夜は若干ノイジーになるが白飛びもかなり抑えられて撮影できる。
望遠は5倍〜25倍
望遠カメラは3倍から5倍になり、3倍はワンタップではいけなくなった。代わりに広角カメラを利用した28mm(1.2倍)、35mm(1.5倍)がタップで利用できる。個人的には3倍と5倍がどちらが使いやすいかは適材適所な気がする。
広角から5倍望遠で撮影してみたけど光学なだけあって5倍でも鮮明。拡大すると地下に「国内線」の文字も読める。
その他感想
バッテリー80%維持が追加
一応iPhone15だけの機能として、バッテリーを80%を上限にそれ以上は給電する機能が追加された。地味に嬉しい機能で、Androidには搭載されている機種が増えてきていたがiPhoneにも搭載された。14以下にも搭載してくれればもっとよかったかな。
相変わらず値段は高い
今更言うことでもないが値段はやはり高い。Pro Maxは最低容量が128GBから256GBになったので最低価格もアップして¥198,000から。つまり20万から。
最近のスマホは高すぎる。というか円が安くなりすぎた。個人的には36回分割すれば月6000円程度になるのでその分割で買いたい。
今後欲しい機能
- 指紋認証
- 25W以上の急速充電
- デュアルアプリ
Androidに搭載されているこの3つの機能は今回も搭載されていない。この辺も搭載されればもっと便利になるはず。
iPhone15 無印で十分?
個人的には大衆向けとしてはiPhone15の無印で十分に感じる。カメラくらいしか進化してないし、値段も10万ちょいで分割すれば36回払いで月額3,466円から購入できる。楽天モバイルなら48回払いで月2,933円と3000円を切る価格で購入可能。
バッテリー重視や大画面が欲しい人はiPhone15 Plusを購入すれば良い。何なら毎度の事ながら型落ちの中古のiPhone14シリーズも狙い目。キャリアMNPを駆使するとiPhone14やiPhone15は端末代月1円レンタルもできるので上手く使うのが一番安上がり。
iPhone 15 ProかiPhone15 無印か
毎回考えてしまう問題だけど、Proシリーズを買うべきか無印シリーズを買うべきか問題。個人的には無印で十分というのが結論。iPhone 15無印シリーズは60Hzなのが唯一痛いが、type-cだしiPhone14 Proシリーズと同じSoCなので動作は全く問題ない。
何よりiPhone15シリーズはtype-c搭載なので、後々なくなってくるであろうLightningを継続するより種類の多いtype-cを買っておくべき、というのが結論。とりあえず値段はなんとかして欲しいのでキャリア契約のiPhoneを狙うと最も安く買えると思う。
iPhone11シリーズを使っている人は4年経過するので、そろそろ替え時。
iPhone15 Pro Maxのガラスフィルム
使っているものはこれ。僕調べでは激安で覗き見防止なので良い。しかもガラスフィルムとカメラカバーは2枚ずつ。オススメ。
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